仕入れの基礎知識

【せどり初心者】仕入れ基準について~明確な数字~【解説】

さて、前回は仕入れ基準について解説させていただきました。
今回はその基準となる、明確な数字の解説です。

前回の記事にて、仕入れは回転率と利益のバランスが大事だとお伝えしましたね。
では、どの程度の回転率があり、どのくらいの利益が見込めれば仕入れ対象になるのか、という事を具体的な数字を出して解説していきたいと思います。

では、さっそく始めていきましょう。

仕入れ基準~利益編~

最初に断っておきますが、せどらーが使う利益額という言葉の多くは粗利益を差しています。

粗利益とは、簡単に言ってしまえば色々な必要経費を抜きにした利益の事です。
仕入れを行う為に車を使用した場合は、ガソリン代が必要になってきますよね?

このように、せどりというビジネスを行うにあたり必要な経費を抜きにしたものが”粗利益”です。

話を戻します。
まず、考えるべきは利益額利益率です。

利益額は簡単ですね。
手数料諸々を引いた売り上げから、仕入れ価格を引けばそれが利益額となります。

・販売価格ーAmazon手数料ー仕入れ値=利益額

特別な説明の必要は無く、利益額は高ければ高い方が当然良いです。

では利益率とはなんなのでしょうか。
簡単に言えば、売り上げの何%が利益なのか、ということを表した数字です

・利益額÷売り上げ×100(%)=利益率

例えば、3,000円で売れる見込みのあるゲームソフトを1,800円で仕入れたとしましょう。
手数料諸々が引かれた利益額は601円となります。
601円は3,000円の約20%となります。

これが利益率です。

②÷①×100(%)=➂といった具合。

では、なぜこの利益率考えなければならないのでしょうか。

コチラをご覧ください。

全く同じ商品で、商品代金と原価だけ変えています。

両者とも同じ601円の利益額でも、利益率がそれぞれ20%・10%と大きく開いています。

仮に、莫大な資金があり無尽蔵に仕入れ資金に回せるのであれば、利益率はさほど気にしなくて良いでしょう。
ですが資金に余裕が無く、仕入れ資金にも制限があるのであればこの差はかなり重要です。

仮にこの商品だけで利益10万円を達成したい場合。
どちらも利益は601円なので、10万円の利益を出すには約166個の商品が必要です。
これを踏まえたうえで見ていくと・・・。

・Aの場合・・・仕入れ価格は1,800円なので、約30万円の資金が必要となる。
・Bの場合・・・仕入れ価格は4,350円なので、約72万円の資金が必要となる。

上記はかなり極端な例ですが、10万円という同じ金額を稼ぐだけでも、2倍以上も仕入れ資金に差が出来てしまいます。

低利益率商品ばかり扱っていると、仕入れ資金を圧迫してお金の回りが悪くなってしまうのです。

 

ですので資金に余裕がない最初の内ほど、この利益率を意識していきましょう。
利益額ももちろん大事ですが、こういった意味では利益率の方が大事とも言えます。

では、一体どれくらいの利益率があれば良いのか。

結論から言うと、利益率30%を目標に仕入れを行いましょう。

この利益率は利益額を元に計算されているので、仕入れに必須な経費は含まれていません。
そういった経費を諸々引いてしまうと実際の利益率は30%以下となってしまいます。

また利益率30%はあくまで目標ですので、仮に利益率20%でも仕入れてはいけないという事ではありません。

利益率の場合、これくらい!と決めてしまうよりは回転率との兼ね合いで変えた方が良いですね。
あくまで目安や目標として、30%を意識してください。

色々書かせていただきましたが、大前提として、利益は商品が売れなければ発生しません。
ですので、最も優先すべきは回転率です。

仕入れ基準~回転率編~

何度か触れてきましたが、その商品がいつ売れるのかといった事が回転率です。

回転率を知るためには、モノレートを読み取れば良いだけです。

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大事なことは、自身がその商品をどの程度の期間で売りたいのかという事ですね。

こちらも何度か言っていますが、せどりは仕入れ資金が非常に大事となってきます。
仕入れ資金を増やすためには、複利方式でお金を回していく事が最も手っ取り早いです。

この複利方式に沿っていえば、出品してすぐに売れる事が最も理想と言えますね。
ですがAmazon出品サービスのシステムとして、売り上げの入金は約2週間に一度となっています。

ですので、出品して初日に売れようが13日目に売れようが同じです。

このことから、回転率は2週間で売れる商品が最も理想と言えます。
ですがそんな都合の良い商品だけを狙っていくと、今度は仕入れる商品が無くなってきます。

回転率は仕入れ資金によってかなり変わってくる部分ですので、なかなか『これくらい』という数字は出しにくいのですが、あえて表すのであれば、最初は早くて1ヶ月、遅くても3ヶ月で売れる見込みのある商品を狙っていきましょう。

それくらいの商品であれば、仕入れに対するハードルもそこまで高くないですし、1商品あたりのリスクも低いものとなってきます。

まずはこの回転率を目安に、商品を探してみてください。
※こちらも、回転率が悪くても自分の仕入れ条件に達している商品は仕入れましょう。

今回のまとめ

最も優先すべきは回転率です。
最初の内はモノレートをシビアにチェックし、妥協しない事が成功への近道です。

目安として、最初は3ヶ月以内で売れる見込みのある商品を狙っていきましょう。

そして利益率
こちらは目標としては30%程が良いです。
目安としては、大体20%~30%程で考えると良いでしょう。
よっぽどすぐに売れる見込みがあるのであれば、それ以下でも構いません。

最初の内は、回転率8:利益率2くらいの割合でそれぞれ重要視すれば問題ないかと思います。
回転率が良ければ、低利益でも問題ありません。

せどりに慣れてきて、資金に余裕が出来てきたらこの割合を柔軟に変化させていきましょう。

 

何度も言いますが、回転率や利益率、利益額の基準はあくまでも目安・目標です。
最終的には自分の状況に合わせて行動するのが理想となります、普段からその場の状況に合わせて臨機応変に対応するよう心がけていきましょう。

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いなさん
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2016年2月にせどりビジネスを開始、3ヵ月で月商500万を達成。 その後は作業の効率化を追求し、2018年1月以降は従業員のみで月商1000万を達成。